チャリム２１館長のひとりごと

　
　主人公のアキオ少年（吉井一肇くん）のさわやかな笑顔が印象的なショット。
　養母フサノ（いしだあゆみ）や陽子先生（早織）の表情にも笑顔が・・・
　サブタイトルは「お菓子はやさしさを運んでくる。」
　
　エクレールお菓子放浪記　←オフィシャルホームページ

　しかし、この映画は戦時中の苦悩に奔走する少年を描いた作品です。
　流転と放浪の中、いろんな出会いと別れ・・・
　そこには必ずお菓子のような不思議な力＜支えあう人のやさしさ＞が
　あふれています。

　原作は、小説家・西村滋の自伝的作品「お菓子放浪記」
　読むものに静かな感動を与え続け、初版以来３５年に渡り、読み継がれています。

　そして・・・
　作品のメインロケ地は東日本大震災で甚大な津波の被害を受けた宮城県石巻市
　作品に残された石巻や最上川の美しい風景は失われてしましました。
　
　ここにこの作品があることを・・・
　心つながる作品を是非感じてもらいたい・・・
　

　お問合せは島田市川根文化センターまで　０５４７－５３－３５１１